2004年05月16日

Kröller-Müller美術館

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Kröller-Müller美術館を私たちが訪れるのはこれで二度目である。最初は1995年秋だった。その時は静かな雨が降っていた事もあって主に屋内のコレクションを堪能した。今回は幸運にも天候に恵まれたので、前回ほんの一部だけ見ることが出来た彫刻ガーデンをまず楽しむことにした。

Hoge Veluwe国立公園の中にあるこの美術館は、ダイナミックではないが平坦な土地の森と人工の庭園を組み合わせた彫刻の屋外展示が以外に広く、内容も素晴らしい。作者と作品名、制作年などが書かれた標識は見えるのだが、実際に作品そのものが最初は分からないものも稀ではなく、林の木々や新緑の葉の間に目を凝らすこともたびたびである。

どんな作品が潜んでいるか分からない。だから胸が踊る。茂みを縫って続く小道に足を踏み入れ、ハイキング感覚で歩く。彫刻達は見上げる高さの木の枝や、ほんの小さな丘の向こうや、林の木々の間に見え隠れする陰などに鳥たちの声を聞きながら静かに潜んで、 散歩する訪問者達を待っているかのようだ。そして予期しなかったほど巨大なオブジェがいきなり目の前に立ちはだかったりする。

私たちは四時間以上もこの彫刻庭園で過ごした。平日なので訪問者は少ない方だが高校生のグループがクラスで来ていたり、もちろん観光バスも数台やって来た。それらの人々がくり出して来て帰っていった後、見渡す限り誰もいない時間がある。鳥のさえずりだけが聞こえて、彫刻作品が新緑の芝生の中で黒々と光っている。

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日本人団体客の一人が絵の具を持ち出して写生を始めた。閉館時間と観光場バスの出発が迫っている中、彼は写生に全力集中して一枚の小さな絵を描き上げようと賢明だった。「次は奥さんと二人だけで来てよ」と言葉をかけたくなった。

Posted by taro at 2004年05月16日 23:25
Comments

よう、太郎。
こっちがドタバタしている間に、もう旅は始まっていたんだね。羨ましいなぁ。
こっちは4月から日本国内のお客さんに船を売る担当になったので九州やら中国地方やらお酒の強い船主業のおじさんたち(こっちも十分おじさんだが)相手に顔見せ興行で肝臓を酷使。お疲れ様でした。まだ続いてるけど。

夏休みは駒込の母が菜々子(我が家の長女。もう高2だよ)を連れてトロントの麻奈(ボクの妹。去年からトロントに移転)のところに遊びに行くので、こっちには実家の犬も加わってお留守番かな。トホホ。
ま、あと少し(5年?10年?)頑張って、太郎とリンのように旅をしたいなぁ。さて、身体だけは大事にして置こう、っと。 じゃあな、リンに宜しくな。

Posted by: 別所 at 2004年05月17日 09:55

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