2004年04月13日
ロブ&ジル宅でのお別れ会

ロブとジル夫妻がゴールデンゲートブリッジの北、マリンにある彼らの家で、ベイエリアに移ってすぐに出会った多くの旧友達との集いを催してくれた。旅の準備で細かな事に神経を使って疲れてしまっていたリンにとっては絶好のタイミングでの休日となった。私たちは共に友達と数時間リラックスできることをとても楽しみにしていたのだ。
ジルがリビングルームでリンのアートを展示してはどうかと提案してくれたので、レナタがどの作品を持ち込むかを選んでくれた。パーティー当日の土曜日、私たちは作品を車に載せ、マリンへと出発。到着後、リビングの片隅にイーゼルとビンを置き、作品を展示した。その日集まった友達は、10年以上も付き合ってきた中ではあるのだが、リンのアートを実際に見たことのある人はごく僅かだった。彼らは皆とても気に入った様子だった。私たちがこの旅から帰還した後に行うであろうサウスベイ[サンノゼ市付近]での展示会には皆きっと来てくれるだろう。
友達が集まり始めた頃、キャシーが私たちがこの旅で訪れる予定の場所をリストアップして壁に貼ればいいと提案した。このリストはそのまま世界地理のクイズになった。(アメリカ人は一般に世界の国名、地名に全く疎い。これで「世界の主導者」と自負しているのだからたまったものではない。)ロブとジルの娘、クレアが世界地図を持ち出して来て、大人達に助け船を出していた。誰も知らなかったのがアーメダバッド、バイカル湖、ウランバートルだった。

暫くすると、家中が親しい顔で一杯になった。それぞれが食べ物を持ち寄るポットラック形式の食事で、テーブルの上は満載。食事の前にはテーブルを囲んで皆が手をつなぎ、輪を作り、そしてウォンビーが私たちを見送るための素晴らしい言葉を伝えてくれた。ロブが「YOU GUYS ARE THE EYES OF THE WORLD(君たちは世界の目だ)」と付け加える。そう、あのジェリー・ガルシアも歌った「Wake up to find out that you are the eyes of the world(朝起きて君が世界の目であることを見いだすんだ)」。そう、私たちはそれぞれが皆世界の目、なのだ。
そうして夜が更けていった。さよならが交わされ、友達はそれぞれその家を後にした。朝2時になり、3時になった。そしていつの間にか朝4時半。リンは数人の女友達と話し続けていた。彼女たちはこのマジカルな時間を、霧に覆われたベランダにある暖炉の火の前で人生の深みについて語り明かしたのだ。

最初は友達と数時間リラックスするだけのつもりが、夜を徹したパーティーとなってしまった。結局私たちは日曜日の午後3時頃、ようやく帰路に就いた。疲れてはいたが、不思議にも素晴らしくリフレッシュ出来ていて、旅立ち前の準備の忙しさに戻れる気がしていた。友達よ、有り難う。あなた達は確かに元気になる愛とサポートを分けてくれたのだ。

Welcome!

グローバルフュージョンへようこそ!
まず始めに、励ましのお言葉、ご提案やご批判、旅先でのお勧め、そして募金を頂いた皆様に心より御礼申し上げます。このプロジェクトがここまで進行出来たのは皆様のお陰です。有難うございました。
さて、私たちは旅の準備の最終工程に入り、忙しい毎日である。
自宅は借り手が決まった。この件は、旅の計画決行に向けての大前提であっただけに胸を撫で下ろしている。
もうひとつ私たちを悩ませたのは猫のウィローの事だった。あの猫は家族の大切な一員である。わずか一年間とはいえ、この土地を離れる事が彼女に大きな影響を与える事になる事が心配だったのだ。幸いにも近所の一家がウィローを引き取ってくれる事になった。裏庭を隔てただけの違いだから、環境に大差は無い。その一家に彼女を紹介して以来、すっかり彼らになついているようなので大いに安心した。
私はこの二ヶ月間というもの本職のプロジェクトで多忙を極めていたのだが、そのプロジェクトもようやく完成した。会社には辞職願を提出し、4月16日金曜日がこの職場最後の日となる。
リンは私が忙しくしていた間に倉庫のスペースを確保し、ホテルの予約(アムステルダムでの数日間、モスクワとウランバートル)や旅行保険を手配し、さらに荷造りも始めた。彼女のiPodに、私たちの好きな音楽もロードしている。
来週月曜日の夜にはNorCal Fusion Bon Voyageパーティーと銘打ってローカルの音楽仲間達が集まってくれる予定だ。このパーティーはクラブのオーナー、3つのバンド、ひとりのDJ、オーガナイザ、展示するアーティスト達などが、全てある音楽関係のメーリングリストのメンバーによって行なわれるものだ。とても楽しみにしている。
この旅の最初の行き先となるアムステルダムへのフライトは5月5日。出発まであと三週間・・・
