2001年4月6日
Sound Tribe Sector 9 @ Portland
by SuperDee
この夜のショーはOFF THE HOOKだった!一番お気に入りのバンドが今まで聴いた中で一番SICKな演奏をやっちゃうのは、いつもツアーの間の一番疲れを感じているような日に限って起こる事だと思わない?サウンド・トライブ・セクター9はBerbati's Panへ本腰を入れてプレイしに来たようだった。そしてソールドアウトした観客達もそれを望んでいた。
バンドはステージに上がり、彼等のショーの最初にいつものように観客を乗せてしまった。いつものようにというのは、そのハコの雰囲気を感じて、美しい要素を煌めかせ、カラフルな色を与え、スイートなサウンドで一杯にしてしまうこと。「STS9」と新曲で始まったセット1。この2曲でこれから起こる事の予感を十分に感じさせてくれた。この時点でハコは満員、観客はノリノリだ。There's
a lot of people in this room...「...and some are angels」。この曲は美しい中にもエキサイティングで、このショーのオフィシャル承認マークを与えられたような演奏だった。私個人のふぇいばりっと、「Itzamana」がその次に来る。何かそんな予感がしていた。この曲は私の人生を変えてしまう出来事になった、あの昨年夏のハイシエラ・ミュージック・フェスティバル、ショーケースステージでのセットを永遠に思い出させてくれる。そのあとまだデビューされて間もないダンスナンバー「Grow」が続き、セット1が終了。この曲はその名の通り、聴くたびに成長し進化しているようだ。
Berbati's Panでのセット2は、私が何故セクター9を見続けるかを代弁してくれるようなセットだった。他の何者にも感化されずとも、私の心は未開地へと向かい、私の身体は光の速さで動き続け、そして私はエモーショナルな旅をここ「9ランド」でする事になる。「Monkey」と「Hubble」でセットが始まった。驚くべき音楽だ。「Hubble」はフロアにいた観客を熱狂の渦に巻き込んでしまっていたけど、ステージの上で起こっている事に比べればそれ程大したことでもないようにさえ思えた。強烈な演奏のまっただ中で、ザックがマーフィーに何か伝えようとしていた。曲は大きな波の頂点でパワフルなエンディングで終わった。突然、ザックはステージを降り、バックステージへと奔走。後で分かった事だが、このセットの前に水を飲みすぎたらしい。
これまた新曲の「Shine」がこれに続く。これはとてもメローな曲で、このセットでも一番メローだった。続いてでかい音を唸らせての「T.W.E.L.V.E.」。もしかすると私達はこの曲を待っていたのかも知れない。私の顔は紅潮し、汗はだらだら。私の全てがこの「T.W.E.L.V.E.」に反応していた。その時だ、あの祝福の声を聞いたのは。私の心を暖かく包んで止まない、愛しい「Baraka」。この曲の間私が出来る事は、ベストのバイブレーションを私が愛する人々へ送る事。この曲は本当にゴージャス。これを読んでくれている人々が一生に一度は(或いはもっと)この曲を体験する事を私は願っている。疲労困憊の私に「Basso」が被さってくる。私はこの曲を聴いた事がなかった。ここでフィーチャーされているのは我がベースマン、デイブ・マーフィー。そして観客の大きなアンコールに応えてSTS9は「Tap
In」を演奏。彼等はスペーシーなノイズセッションでこの曲を終えた。ゆっくりと音楽が一音ずつフェイドアウトし、STS9の想い出がまた一つ生まれた。
STS9 | April 6, 2001
Berbati's Pan | Portland, OR
Set I: STS9, New Song, ...and some are angels, Itzamana, Grow
Set II: Monkey, Hubble, Shine, TWELVE, Baraka, Basso
E: Tap In
SuperDee
Jambase専属、世界の橋渡し
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