2001年4月11日
Sound Tribe Sector 9 @ Santa Barbara
by Tyler Blue
昨夜は僕の生涯で最も素晴らしい夜だった。サウンド・トライブ・セクター9はサンタ・バーバラのVictoria Hallで行った演奏によって宇宙のバイブレーションを数段高めたようにも思える。これはただの音楽イベントではない。感情の海、愛で一杯の空、サウンドと照明に彩られた熱いかがり火を通り抜ける、人生の転換期ともいうべきジャーニーなのだ。
素晴らしいショーを記述する時、僕は通常その音楽がいかにホットだったか、観客がいかにクールだったか、そして会場がいかにアットホームだったかを述べる。このショーの場合、これらの要素は素晴らしかったと言える。しかし、それ以上のものがこのショーにあった。これはサンタ・バーバラ・レイプ・クライシス・センターのためのベネフィットでもあったのだ。人々は僕達みんなを犯すこの社会問題にまつわる恐怖、逃避、困惑という壁をうち破るために、心の奥底まで掘り返すという行為を敢えて行った。ショーが始まる前に性犯罪に関する4つのスピーチが行われた。最後の、そして最もパワフルなスピーチはセクター9のベーシスト、デイビッド・マーフィーによって語られた。観客の殆どが今までに体験した事のない勇気あるスピーチで、彼も以前レイプされた被害者である事を告白してくれた。それは僕達みんなが進歩するために共鳴した瞬間だった。衝撃が世界に波打ったような気持ちだった。多くの人々ははばかりもなく涙を流し、バンドメンバーは彼等の兄弟を囲み、さらに観客達が歩み寄って彼等を囲んだ。共に僕達みんなは理解という行為の新しい時代を迎えたのだ。デイブ・マーフィーとセクター9のメンバーに、僕達の世代の美しく名誉ある見本となってくれた事を祝福して、至上の愛と敬意を表したい。この出来事には「真実」が確かにある。
昨日の夜、惑星達はきっと一線に位置していたに違いない。Victoria Hallには進化のコズミックな風が吹いていた。このベニューはセクター9を迎えるに打って付けの会場だった。ライトショーは前面に押し出され、踊るスペースも十分にあった。僕はカーペットの上で踊れる滅多にない機会を利用して裸足になって踊った。
さて、問題の音楽だ。このショーが僕にとってセクター9のベストショーであった事は疑う余地もない。バンドの焦点は狂いもなく合致し、様々な至福のドリームスケープの間を飛翔した。彼等がフィーチャーした多くの新曲となじみ深い曲の数々は、僕達の内面現象と驚くべき同調を感じさせてくれた。(あのMoonsocketsはSICKESTだ!)
僕が知っている限りで、このバンドについて多くの人に共通なのは彼等の音楽を聴きくことで僕達が持つ感情によってコネクトされる事への驚嘆だ。思考の必要はなくなり、その分僕達は音楽を通じてコンスタントに解読されるこの古代の言語に接する事が出来るのだ。それは全てを包み抱く感情だ。僕個人にとって、昨夜の出来事はすさまじく大きヒーリングの体験だった。ダンスと感涙にむせぶという行為が隣り合わせになる事はまずない。あのような環境で、あのような感情に何の気兼ねもなく接する事自体、大いにリフレッシングだ。僕達は、ライブミュージック体験そのものを次の意識と創造力の領域へと押し上げているのだ。
このショーを通じて得た僕達の認識は値段を付ける事など出来ない貴重なものだ。そこにいた全ての人々が何らかの形で貢献した。僕は心の奥底まで感動させられた。ありがとう、みんな!共にこのマジックを生み続けよう。そして僕達の夢を共に生きよう。さらに上に向かって。
愛を込めて。
Tyler Blue
![]() 4.7 Sit & Spin Seattle, WA |
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